ド底辺営業日記

コミュ障アラサー、おまけに喪女が営業職

白に身を包んでいる彼女

あくまでも個人的な意見です。彼女を否定している訳ではないですし、彼女に対する知識もないので的外れな内容かも知れません。

 

 小保方氏が婦人公論の紙面で、およそ2年ぶりに公の場に姿を現した。私はその文章を読んでいない上、サイトなどを拝見していないので内容に言及は出来ないが、TVで映し出された彼女の服装が印象的であった。

白いレースのワンピースに同じく白のストラップシューズ。アイドルの様だとそのTVでは評されていましたが、初めに出てきたときもヴィヴィアンの指輪をしていたりその後の会見の際にも頭に大きなリボンを付けていたりしていたので、服装にこだわりがあるタイプの人間何だろうな、と思う。で、今回の服装。似合うと言えば似合う、けれど全身を白で統一し、レースでの純白さというものから、無邪気さや潔白さを表したいのかと思えた。32歳(?)にしてああいった格好で公的な場に出られるというのは、やはり少しズレていると失礼ながら感じる。一概には言えないけれど、院生、博士という職種の人の中には間違いなく知的なはずなのに世間とは違う服装の趣味の人を良く見かけた。彼女にもそれと同じような雰囲気がある。

 

理系の研究については全く門外漢なので、ここで指摘することはない。

私が彼女の問題で気になるのは、ネットやマスコミではSTAPはなかった=詐欺師説、実は黒幕がいて彼女を妨害している=被害者説が順繰りにきている点だ。被害者説を自分なりにまとめると大きな組織が、一人の優秀な女性の研究を奪い去り、発言できないように葬り去るために今回の事件は仕組まれており、実際は彼女の研究は完成していた、といったアメリカTVドラマさながらの陰謀説だ。

確かに、一躍シンデレラとなった彼女を一瞬でたたき落としたあの流れは出来すぎているように見える。その上論文にしてもこれだけネット上で論文や研究を確認できコピペを探せるソフトが存在する世の中で、ここまで誰も気がつかなかった点も奇妙だ。

彼女の経歴を見れば、早稲田の博士論文以外にも研究機関からの奨学金授与や留学など、論文を対外的に提出する機会が多かったと推測できる。学内での論文に関しては指導教官のフォローや、顔見知りである点などから点数が甘くなる可能性は否めないが、上記のような学外の応募の際に審査の時点で誰も指摘しなかったのだろうか。見落としていた、気がついていたが実際のところそれ程問題となる程珍しくない事だった、公募といいつつ出来レースだった等、憶測はいくらでも出来るが、そのような状態であれば博士号を与えた早稲田大学だけを非難するのは問題であり、日本の高等教育界そのものが既に手の施し様のない物になっているに違いない。

 

ここで論文の話になるが、最近の大学では論文を書かずに卒業することも可能なようだ。若い人に話を聞くと文学部出身であるのに、一度も論文を読んだ事もないという人もいる。そのような状況は大学側の落ち度であるし、指導者の指導不足ではないだろうか。参考文献の書き方を知らない、出典の記載が出来ない、そういった学生がどれくらいいるのだろう。

知っていたところで社会に出て役に立たないと思われる事を覚悟で言えば、そう言った書類の記載の上での一般常識を知らないのは国内は勿論海外での書類を読むのにも困るだろう。文章が巧い拙い以前に、文章を書くルールを知らないようなものだ。読めないという事は、新しいシステムや、製品が出てきてもそれを知るのが一歩二歩と遅れ、結果として流れに乗れなくなる。日本の識字率の高さは昔から世界のトップレベルであった事は有名な話であるが、読解力や読み方の作法を知らないのでは字が読めたところで無意味ではないだろうか。

論文を書けとは言わないし、書いた事があるという人が偉いとも言わないが、書くにあたっての最低限のルールを周知させる必要があるのではないだろうか。

 

さて最後になるが、国内外での学会で発表が出来、理化学研究所という国内有数の研究所で若くしてあの地位に就いたという事は、同世代の研究者の中で秀でた物があったはずだ。研究ノートが未熟であったり、論文がコピペであった事は事実だが、大学、大学院、研究所と研究者として仕事を行っていた事もまた事実である。STAP細胞という物があったのかと言う点は今はまだ立証できないが、彼女が研究者として人が羨むようなコースを歩んでいた事も確かである。

もし、彼女のその華々しい研究者人生を歩めた事自体に何かしらの私意が孕んでいたのだとしたら、それこそが日本の大学、学者という狭いコミュニティの中の問題である。

 

 


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