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ド底辺営業日記

コミュ障アラサー、おまけに喪女が営業職

もう、翔べなくなりました

あー、昨日に引き続きむしゃくしゃしているので、現実逃避をしようと『エースをねらえ』一気読みをしようと思います。岡ひろみの成長を目の当たりにしつつ、その他の登場人物の人間の出来具合に驚愕したい。

読むたびに震える。あんな思考回路の高校生会った事ない。特にお蝶夫人と千葉。人間出来過ぎではないのか?藤堂も尾崎も大人びているけど、三人の中だったら千葉が一番バランスが取れてるように感じます。身を引きつつ、見守るなんて十代の青年にできるのか?たとえ出来たとしても、これまで通りの距離を持ちつつしかも藤堂を見守ったりアドバイスしてるしな。宗方、桂の2人が27歳というのも恐ろしいけど、千葉の良い奴さには感服致します。

 

そしてもう一人がお蝶夫人こと竜崎麗香。彼女の精神の高さはなんなのでしょう!いくつになってもこんな高潔な精神で物事に挑めるようにはなれないし、自分を律する力の強さを羨ましく思います。勿論、若い頃からそうだった訳ではなく、主人公とともに成長して行っての結果ですが、初登場時から同世代よりもずっと出来た人間性を持っていたのだと思います。

とあるサイト様でその経過を書かれているので、ぜひ探してみて欲しいです。

※勝手にリンクはっていい物か悩んだ結果こうなりました

 

さて、タイトルの『もう、翔べなくなりました』ですが、これはエースをねらえファイナルステージの11話のサブタイトルです。

以下ネタバレがあるので切ります

 

アニメではこの話が一番好きなのですが、完全無欠だった彼女が、精神的に敗北するというお蝶夫人ファンには衝撃の回。原作では、ひろみに一度も負ける事がなく、最終的にはひろみが世界大会へ出るための選考試合に向けた『強化練習』をする中で、自ら「彼女(ひろみ)にはもう勝てない」といった台詞を言っているだけです。結局その練習中に肉離れを起こして、戦わずして『ひろみに負ける』という描き方をされています。お蘭はしっかりと負けるのが、2人のひろみに対する立場の違いのような気がする。

(描写にはないけど、宗方が死んだ際のアメリカ大会では準決勝で負けている)

 なので、原作ではお蝶夫人がいつまでひろみの前を行くのかは曖昧なまま終わっているのですが、ファイナルステージではそこがはっきりと分かるのです。まぁ、負けていませんが!彼女は結局最後の最後まで負けませんでしたが!

その最後まで誇り高い終わり方で、自分よりもずっと若い選手相手に蝶のように舞うプレイが出来ず、ベースラインに張り付くという方法を是とせず、引退を決める。私ならベースラインでも勝てば良いと泥臭い試合運びを正当化してしまいますが、そこはやはり尊厳をもつお蝶夫人です。手も足も出ないと言うような無様な試合をすることを認めないで潔く負けを認めるんです。

この流れが私的には凄く綺麗だと思います。

負けて引退、ですと逃げたようになってしまいますし、怪我での引退や何となくフェードアウトでは彼女の自身への厳しさに不釣り合いになってしまう。

勝って、しかし自身の望むような試合を出来なかったと言う点で自らその選手人生に幕を下ろすという話運びには彼女らしさしか感じられません。そして、その言い方がタイトルですよ。いつもの様にお父様に言うんです。

なんて詩的な引退宣言なんでしょう。

 

私も意地汚い営業をするくらいなら、有終の美を飾りたいもんです。

 


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