ド底辺営業日記

コミュ障アラサー、おまけに喪女が営業職

年末に無職で過ごすもんじゃねぇ

突然自分への戒めからこんなタイトル。

 

いや、一応年末は働いていましたが、年末調整に間に合わなかったんですよねぇ...。

そんな訳で生まれて初めての確定申告をしなくてはいけなくなってしまったんですが、これがもんのすっごいめんどくさい!

国税庁もネットで出来るようにしたり、webでのフォーマットを設けてくれていたりするんですが訳が分からん。

1ヶ月間の無職期間の住民税やら国保やらの紙を探したり、節約意識で始めたふるさと納税があったり、保険控除をしたりと普段おおざっぱに生きている人間にはさっぱりですわ。

こんな貧困層からとらないでおくれよーと思いながら、帰ってくる金額にしょんぼりしたりしていたらせっかくの休みが潰れた← かるく悲しくなった。

 

何故かパソコン打ちながら思い出したのは、バッファロー 吾郎さんの一発芸。人魚の格好して一言「確定申告はお早めに」ってやつ。お早めに、って言った後に尾ひれを床に打ち付けている姿が頭の中をぐるんぐるんしてた。

 

そんなわけで、これから知人達が転職等をしようもんなら「12月だけはやめておけ」と両肩を掴んででも伝えたいと思う。ほんと、会社でやってもらった方が良い。

 

 

さてさて、愚痴はこんなもんで最近読んだ本の話でもしましょう。

 

森茉莉『贅沢貧乏のお洒落帖』 筑摩書房  2016年

 

 

森鴎外の娘さんが書いたエッセイです。

森鴎外自体、教科書の舞姫のイメージしかないのですが、戦前〜戦後のブルジョワ階級?の娘さんのおしゃれなんて気になったので購入してみました。

鴎外自体が国費留学とかで来てる時点でブルジョワ階級じゃないのかもしれないけど、まあ深くは考えない。内容を読んでいると、とても『贅沢”貧乏”』とは思えないけども...きっと周囲の人がもっと凄かったから比較対象が一般庶民とは違うのだと感じます。

 

ドイツ留学していた鴎外が父だった事から、子どもの頃から舶来品のお洋服を着て学校に通っていたという思い出話や着物と帯について、自身が洋行した時にヨーロッパで見た子どもの服装や仕草など、欧州と日本が今よりももっと違っていた頃だからこそ感じる部分が多く、言葉遣いも丁寧で現代のエッセイとは毛色が違います。

鴎外が彼女へ選ぶ洋服についての細かい描写や、着物と帯の趣味など、現代では非日常的な表現が古めかしく、当時の美的感覚や年齢に合わせた趣味思考が伝わってくるようでした。

随所随所にちりばめられるファザコン的エピソードには生まれた家柄と、時代が時代なら喪女として仲良く出来そう...とさえ思いましたが、偉大な父を良家の娘さんならではのお父さんっ子感覚なのでしょう。

その感覚は全く共感出来ませんが、彼女の人生そのものに文豪「森鴎外」は大きな影響を残していると言い切れそうです。

 

興味深いのは鴎外の知り合いとしてたまーにでてくる作家達。エッセイだからこその人間同士の交流が垣間みれると言う点でも、この時代の作家が好きな人にオススメしたい一冊です。

アピール点を付け足すとすれば、谷崎の『陰翳礼讃』が好きな人なら女性的な視点として読んでみて欲しいです。

 

 

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